人工透析医療導入時期が迫る
2型糖尿病は、改善しづらく、現状維持も難しい、
食習慣が原因とされているが、食習慣の何が主に
原因かもわからずに、ただ、
味付けの薄いもの、あれは、だめ、これもダメ
楽しみである食事も楽しめなくなる。
それでも、状態は、年々悪くなる一方。
月日が経ち主治医より「透析の準備をそろそろ」と言われ
父は、「透析をするぐらいだったら今・・。」と
母や私を悩ませる言葉を言い放ち、
この話を持ち掛けるたびに、同じセリフ。
話が前に進まない事数か月。
父の状態は、手足がむくみ、食欲が無く、
動く気力も失っていました。
水分を自身で出す機能がなくなっている状態。
主治医より、「限界です。早く水分を抜かないと。
1か月以内に、ご自宅で心臓が止まって
救急車呼ぶことになりますよ。」
「これ以上引き延ばしても、
太ももの太い血管から強制的な透析を
しなくてはならないので、本人が大変つらい。
早く自主的に始めたほうが本人のためです。」
そう、母が主治医より言われ、
その夜、夫婦で何があったかわかりませんが
翌朝、涙目の様な父を、「シャント」の処置をする為
病院に送り届けました。
もう、止める事の出来ない
人工透析の日々の始まりでもあります。
糖尿病とは一体何が原因
生活習慣病と真剣に向き合い
その原因を探すようになったのが、
この頃が始まりです。
生活習慣病のなれの果てを知る
料理人店主 おさむ