生酛を極める 生酛純米酒の醍醐味は、「旨味」

生酛純米酒の醍醐味は、旨味 第六話【食中酒としての純米酒の旨味を】

純米酒の存在価値は、

  豊かな「Umami」がある世界唯一の酒、

    原料の米から最大限に引き出せるのが

「生酛造り」である。

「酒は純米、燗ならなお良し」

純米酒好きの方であれば、よくご存知だと思います。

お恥ずかしい事ですが、

私、生酛専門店10年以上営んでおりますが

ここ最近になって

上原 浩 氏 著書を何冊か拝読をさせて頂きました。

「生酛の旨味」を最大限に感じて頂けるよう

日夜、追求をさせて頂いているなか、

「しっかりとした根拠」を上原さまの書籍にて

勉強をさせて頂きました。

書籍「純米酒を極める」の冒頭に出てくる

このフレーズです。

以前より、、純米酒専門店やお燗に力を

入れていらっしゃる店舗さまが

スローガンのように掲げている

このフレーズを、よく見聞きしておりました。

 

でもこのフレーズは、端的に本来の日本酒は

こうあるべきだと表現されていらっしゃるだけで

大切なのは、次の行に述べている

11ページ 3行目

「純米酒に割水をかけて、ぬる燗にして飲む。

こうして飲めば口当たりが軟らかくなり、

ふんわりとした旨味が広がり

酒に合うお料理の幅がうんと広がる。」

こんな、豊かな味わいが出来るのが、

世界中のお酒の中で唯一、純米酒だけ。

だから、「酒は純米、燗ならなお良し。」なんだ。

当店の「生酛」のご提供方法は

「間違いが無い」と確信致しました。

「食中酒である純米酒」

そのままグラスやお燗をして飲んでも

世界に誇る日本酒の「旨味」を感じられず、

もったいない。

上原氏が、述べておられる

「割水をすると旨味が広がり、

色々なお料理と良く合う」

このフレーズを掲げているお店で

「こんな味わい方」

勧められた事ないぞ。

生酛一筋10年
料理人店主 おさむ

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