食は健康の礎
美味添えてこそ
食の道
父、当時七十六歳になった時
やっと透析を受け入れてくれました。
一日おきの透析は大変辛そうで、
終わった後は、歩けない事が、幾日も。
なぜなら、透析の医療機械は、電気モーターで
回し、血液を循環ろ過しているのではなく
患者様の心臓の力で器械を動かしているのです。
言わば、一つの心臓で二人分の体に血液を
めぐらせている事となります。
そして、水分を出す事が出来なくなり
透析医療をしますので、
患者様によりますが、1時間で700CCの
水分を抜くのが限界で、それ以上に早く抜くと
心筋梗塞起こします。
しかし、長い透析は、先ほど述べた通り
心臓にかなりの負担をかけ、出来れば
4時間内で終わるようにしなければなりません。
ですから、一日おきの透析は、
体重差が2Kgが理想ですが、
医療後は、体がカラカラな状態です。
3㎏以内に収めるのも無理と言っても
いいでしょう。
ちなみに父は、次の透析までに
5㎏増える事もしばしば、
そうすると、透析時間が5時間を超えます。
落としきれずに、翌日も3時間透析をする
週に5回病院に行くことも幾度もありました。
透析医療の発展を
人工透析は、先天性の腎臓が
弱い方や急性腎不全など、
生きる希望を与える素晴らしい
医療行為だと思います。
近い将来、透析医療行為自体が、
患者様の体の負担軽減や時間の短縮、
医療費の軽減など
健常な状態に近づき安らかな生活が
送れる様、更なる発展を
心より願っております。
人工透析医療導入の一番の原因
一番の原因は、生活習慣による2型糖尿病で
腎不全が50%近くを占め
国民病(ナショナルディジーズ)と位置づけ
国が啓発し対策に力を入れています。
(参照、厚生労働省HPにて 糖尿病、人工透析等、検索
一部資料添付 資料3 糖尿病、人工透析の現状
色々、厚生労働省にHPで資料を読んだり、
日本透析医学会HPを覗いたり
糖尿病とは、人工透析とは、
これらの今後の行く末とは。
勉強をさせて頂いた時期です。
生活習慣病のなれの果てを知る
料理人店主 おさむ